今すぐ走り出して伝えたいことがある

キラキラしててわくわくする、夢の世界へ連れてってくれてありがとう。

「主犯」になるなら「共犯者」になりたい

1月17日、水曜日。

「king&Prince」CDデビュー。

 

タイムラインに流れ込んできた「デビュー」の文字。

信じられなかった。きっとまたテレ朝の何かのタイアップかと思った。実はまだそんな気がする。彼らが「デビュー組」になる。嵐と、関ジャニと、セクゾと、ジャニストと同列になる。「ジュニア」ではなくなる。

ずっとずっと何年も、ジュニアとしてみてきた、ジュニアが、

世間に出て、まるで昨日芸能界に入ったかのように、今一番フレッシュなジャニーズとして扱われる。

きっとミーハーな女子たちが食いつく。何年か後、「デビュー当時から応援してました!」なんて人が沢山出てくるんだろうな。とか思ったりした。

 

でも、そんなのは大したことない。むしろ喜ばしいことだなあと思う。デビューして大好きな人たちのかっこよさが世界中に広まって、今よりももっと大勢の人を幸せにすることができるなんて、願ったり叶ったりだ。

 

 

「おめでとう」と「ありがとう」

CDデビューという大きな夢を叶えてくれてありがとう。ずっと「ジャニーズ」としてファンと生きることを決めてくれてありがとう。ありがとうが止まらなかった。

もちろん複雑でもある。いわゆるなにきん時代のファンだった私は、きっと何十年たってもあの最強の6人組を忘れることはないから。あの時のきらきらは忘れられないし、まいジャニを何度も見返して、誰かのギャグに、誰かのツッコミに、誰かの天然ボケに、あきれるほど笑っていた日々だって絶対に忘れたくない。

あの時一緒にやっていたのに!とか、そんなの今更いっても無駄でしかないけど、だけどみんな幸せになってほしいなあとより切実に思うようになった。

 

近頃はジュニアの中でもたくさんのグループが結成されて各グループそれぞれ個性があってまるで小さなジャニーズをみているようだった。まあジャニーズなんだけど。(伝われ)

みんなほんとに歌もうまい、ダンスもうまい、面白い、長い間頑張ってる、後から入ってきた子も一生懸命努力してる、勉強と両立もしてる、大学行かずジャニーズにかけてる人もいる、、、本当に最高なんだよ。選ぶなんてできない。っていうくらいすごいんだ!!って思ってて、だからいざデビューして順番が明確につけられたとき戸惑った。自分は今のジャニーズジュニアの安定感に甘えていたなと感じた。

 

はじめてのずっと応援してたジュニアのデビュー。そんな中で読んだあの記事。

 

「僕が”主犯”。デビューしたからこそできることがある。」

 

一気に泣いた。

 

紫耀くんの「覚悟」に、紫耀くんの「強さ」に。

 

紫耀くんは、天然で馬鹿で、何考えてるかわかんなくて、それでも紫耀くんが誰かを傷つけることはない。だって優しいんだもん。誰よりも誰よりも優しくて、自分が傷つくことで誰かの傷を少しでも浅くできるなら自分を犠牲にする人なんだもん。

ううん、もう天然なんかじゃない、馬鹿なんてそんなのウソ。

あなたは間違いなく天才でした。

誰よりもかっこいい背中だった。

誰よりもかっこいい横顔だった。

 

みんな気づかないうちに紫耀くんの背中を見ていたんだ。

 

だけどね、私は、「孤高のエース」の紫耀くんを見たいんじゃない。

なんにも考えず、意味わかんないこと言って、誰かがツッコんで、笑って、それなのに踊るとき、歌うとき、表現することになるととてつもなくかっこよくて、息をのむパフォーマンスをする。それじゃだめだったかな。

どうして、そんなに背負わなきゃいけないの。

「主犯」にならないといけなかったのかな。

 

 

「ジャニーズジュニア」というのは狭くて狭くて息苦しい豪華客船。たくさんの仲間と、キラキラして輝いた生活を送ってる。自由が欲しくてもっと広い世界に飛び込む人もいる。豪華に見えるけど、みんなで必死に船を進めてる。

 

紫耀くんは間違いなく、船長だった。そして、紫耀くんは船を止めた。

船を止める決断をした。一緒に降りたのは廉くんと、海人くんと、岩橋くんと、神宮寺くんと岸くんだった。

 

どこかの島に上陸した。まだ船には、たくさんの船員がいる。みんなが止まった船を不思議がる。降りていく6人に気づいて、どんな気持ちになるだろう。

 

降りる6人はもう後ろを振り返ることはできない。なぜならデビューしたから。未開の土地で6人だけで新しい島を作ることを決めたんだよね。

 

 やっぱり紫耀くんはいちばんかっこいい男だよ。

決断をした、「今」の紫耀くんが最高にかっこいいよ。過去じゃない、今、未来。

紫耀くんについていくなら「共犯者」になるしかない。

そんなの、誰も気づかないけど、別に紫耀くんと同じ檻に入れるわけじゃないけど、自爆だけど 、降りようよ。その島に。

 

個性豊かな5人と一緒に。大好きな紫耀くんが、大好きな人を、戦友を、信じた仲間を、信じなくてどうする。

 

大丈夫。絶対その島には、また船が遊びにくる。やっほーって来てくれる人がいる。

 

 

よし、関西ジュニアだって、隣にもっと大きい島作って、大きい旗立てちゃおう!